とり鉄探訪

2017.07.29UP

焼酎蔵「奄美大島開運酒造様」 に行ってきました♪

カテゴリー:生産者レポート

とり鉄で最も古くからメニューにある焼酎なんではないでしょうか。
黒糖焼酎「れんと」で人気の奄美大島開運酒造様へ行ってきました!

 

今回は奄美大島開運酒造様の訪問記を書かせていただきます。

 

酒蔵様の名前にある通り、
鹿児島県奄美大島にあります。
奄美大島の場所はここです↓↓

東京から約1,266kmの距離の場所にあります。
上記地図にありますが、鹿児島市内からですと約352kmの距離の場所にあり、
沖縄県と勘違いされる方も多いようですが鹿児島県です。

 

近年LCCのバニラエアが成田空港から直行便を就航したこともあり、
昔と比べて東京からかなり安く行くことが出来るようになりましたし、
来年世界自然遺産にも推薦されるということで観光地としても大きく注目されている場所です。

 

 

奄美大島開運酒造様の酒蔵は、
奄美大島の西側の宇検村というところにあり、
自然一杯の村でした。

 

 

 

今回は黒糖焼酎の定義から紹介いたします。
黒糖焼酎の定義は大きく書くと3つあります。
※細かく書くともっとあります。

 

①黒糖が原料であること
そりゃ~当然ですね(笑)

 

②米麹を使うこと
元々糖なので麹を使って、糖化する必要がないのですが、
法律ではこうなっています。
その大きな理由は、焼酎の定義にあわせたこと、ラム酒とわけるためです。

 

③奄美諸島で作られていること
そうなんです。黒糖焼酎ってどこのお酒?っていう質問に対しては
「奄美諸島のお酒」これしか答えがないのです。
奄美大島だけでなく、喜界島や徳之島でも造られております。
奄美諸島が太平洋戦争後、アメリカから日本に返還されたときに定められた制度なんです。

 

今現在奄美諸島には黒糖焼酎の蔵が27蔵あります。

 

奄美大島開運酒造様は、
現在の渡会長が約20年前に過疎化する地元の宇検村の村おこしと雇用の為にと始めた事業とのこと。
当初は酢を作っていたそうですが、素晴らしい水にも出会い焼酎事業もやり始めたそうです。

元々はホテル事業などをやっており(現在もやっております)
そこから新規事業で酒蔵をやるってすごいですよね!

 

ちなみに宇検村は、オリンピック前に卓球やバレーボールの日本代表チームの合宿も行われており、
奄美全体もスポーツが大変さかんですが、その中でもさかんな地域のようです。
※先月も卓球の福原愛さんがオリンピックのメダルと妊娠の報告に来られたそうです。

 

 

今回は、造りも体験させていただきました。
まずは黒糖の溶解。

黒糖焼酎で使う黒糖は固形でなければならないという法律がありますので、

 

 

1箱30kgの黒糖を一箱ずつ溶解する機械の中にいれ、、、

水をいれ火をいれ溶解していきます。

そして、灰汁を取ります。

ちなみに取った灰汁に残った黒糖もしっかり利用されます。

※集まった灰汁

※下に沈殿した原液を回収

 

そして、一晩かけて冷まします。

この冷ました黒糖をもろみに加えていきます。

ここまでに二日間かかります。

 

一つずつ書くと長くなるので割愛しますが、
麹作りでは、蒸した米に麹菌を打つ様子も見させていただきました。
※写真がとてつもなくわかりづらいので割愛します。

 

米麹に水を加えて5~7日間一次仕込みした後、二次仕込み・三次仕込みと二回にわけて黒糖をいれます。

 

特徴と説明いただいた河野主任がおっしゃっておりましたが、
二次仕込時は、焼酎の中では比較的低温で、もろみ日数・状態を見て管理しています。


低温にすることにより、発酵が穏やかに進み、

れんとの特徴であるきれいですっきりした味実現しているそうです。

 

 

そして、蒸留していきます。

れんとは、減圧蒸留をしております。

 

減圧蒸留については以前西酒造様の訪問記で記載しましたが覚えていますでしょうか?
この減圧蒸留をすることで、

れんとの味の特徴であるきれいですっきりした味をさらに実現しているそうです。

 

またれんとの最大の特徴は、これ!

 

ボトルにも貼ってありますが、
「音響熟成」

 

全ての工程が終わって、貯蔵されているタンクの内側へ向けてスピーカーが設置されており

24時間音楽がかかっております。

※貯蔵庫内に音楽が響き渡っておりました♪

 

音響熟成することで水の分子が細かくなり、

舌のあたりが細かくなり、飲みやすさを出します。

 

3ヶ月間クラシック音楽を聴いて熟成されるなんて優雅ですよね^^

 

黒糖焼酎でこの音響熟成をしているのは

この奄美大島開運酒造様だけです。
ぜひここはお客様に自信を持って話しましょう!

 

造りはここまでですが、
水の源泉も見てきました。

ここはアランガチの滝と言います。

 

行った時は雨が数日降っていなかったので水量が少なかったのですが、
普段は結構な水量のようです。

 

もちろんれんとに使っている水は、もっと上流からひいております。

 

私も滝の脇に流れていた湧き水を飲ませてもらいましたが、

とても柔らかい軟水で、
これもれんとの甘味のある味を引き出しているのだと思いました。

 

最後に「れんと」の名前の由来
れんとは音響用語で「ゆっくり」の意味で、
音響熟成させゆっくりと焼酎を育てていることを表しており、
瓶が青いのは、奄美の海と空の青さを表現することから採用されたとのことです。

 

現在とり鉄でもれんとのソーダ割りをお薦めさせていただいておりますが、

何故ソーダ割りなのか?
夏にぴったり!そして何度も記載してますが
きれいですっきりした味がとてもよくあい、何杯でも飲める為です。
ぜひ皆様お勧めしてください!

 

奄美大島開運酒造の皆さまとは、朝早くから夜飲ませていただく時間まで長くをともにしましたが
皆様とても人柄が良く、この方々が丁寧に造られているから
あの飲みやすく美味しい味が実現出来るのだと感じました。

 

渡社長、杜氏の高妻さん、河野主任をはじめとした工場の皆さま
そして、私を奄美大島にお誘いいただきました赤崎様
本当にありがとうございました!

 

小佐野でした。

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